P68.(宇宙の神秘に所収されたケプラーの文)
神は完全な世界のみを創造しうるのであり、完全な
対称立体(正立体)はただ5種類だけ。それらの立体は
明らかに6つの惑星軌道の間に置かれ、それぞれ
「そこに完全に適合する」ようになっている。
P71.若きケプラーは、この種の議論において
自分が信ずることの全ての証明と自分が証明した
すべてを信じ込むことに成功したのである。
第9章では占星術を扱っており、第10章は計算方…
P72.(ケストナー曰く)神の啓示や先験的確信は
すべて単なる蓋然性に過ぎず、それらの真偽は
観測事実によって決定されるものとなった。
⇒形而上学的思考と経験科学との境界を越えてしまった。
⇒ケプラーは事実問題へと向かう
⇒惑星たちは太陽の周りを円を描いて回るのではなく
何か卵型の軌道をとるのであるから…
⇒正立体は適用させられない。
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