P306.(1610年8月9日、ケプラーが波理レオに手紙を書きます)
「(…略…)私どもは哲学的問題ではなく法律的問題を
扱っているのです。ガリレオは故意に、世間を惑わせたの
でしょうか。(…略…)我がガリレオよ出来るだけ早く私に
承認を推薦して下さる事を要望致します。」
⇒今度はガリレオは急いで返事を書いた。
(1610年8月19日パトヴァにてガリレオからケプラーへ)
「輪がもっとも学識のあるケプラー。貴下の二通のお手紙を
私は受け取りました。最初のお手紙は、貴下が既に
本にされて出版されていますが、(…略…)」
⇒ガリレオは出来るだけ質の良い機械をガリレオに送ると約束
⇒「わが友に送る」と約束していたが約束が果たされる事は無かった
「相当数の人が『メディチ家の星』を見ているのですが、
その人たちは皆沈黙するか躊躇しているのです。
こうしてガリレオは自らがケプラーの「味方」であることを
強調して、ケプラーからの好意を彼なりに受け止めていたのです。
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