P33. (ケプラー自身の自己肖像)その男はあらゆる点で犬に似た性質を持っている。
顔つきは小さな愛玩犬のようだ。身体は敏捷で、きゃしゃで釣り合いがとれている。
食べ物の好みでさえ犬のようだった。彼は骨をしゃぶったり、乾いたパン皮を齧る
のが好きだったし、ひどくガツガツしていていて、目に入るものは何でも飛びつく
程だった。しかも犬と同じで酒もほとんど飲まず、ごく粗末な食物で満足している。
習癖も同様だった。彼は他人の善意を探し求め何事も他人に寄りかかり、彼他の
意のままになり。叱られても決して腹を立てず、熱心に彼らの寵愛をとり戻そうと
努めるのだった……(略)……彼は多くの人をひどく嫌っており、彼らは彼を
避けているが、彼の主人たちは彼を愛している。
P46(手紙で)ついでながら、これまでの所、私の暦の予言はその正しさが証明され
つつあります。この地方は前代未聞の寒波に襲われました。アルプスの農場では
寒さの為に人が死んでいます。確かな筋の報道ですが、彼らが家に帰ってから
鼻をかむと鼻が撮れてしまうのだそうです。
P64.5種類の正立体に対するケプラーの誤った信念は一時的な気まぐれではなく
彼の生涯の終わりまで、、、
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