PⅤ.(好意について)ちょっとした言動の中にちょっとした言い回しの中に
日常感覚的なレヴェルで自分と同等なものを何か認めるからである。
P14.マッカラーの方程式に現れる定数Cは、全くの偶然だが現代の光速度である。
P23.(マクスウェルの本に出会い)ヘヴィサイトは二度と就職することなく
ほとんど人付き合いもなく貧困の中で研究に没頭した。
P26.ヘヴィサイトが名付けたコンダクタンス、インダクタンス、インピーダンス
アドミッタンス、リラクタンス、パーミッティビティー(誘電率)などは
現代の標準用語となっている。
P30.「S.エリオットの詩をもとにしたミュージカル『キャッツ』には「上れ、上れラッセルホテルを超えて、上れ、上れ、上れヘヴィサイト層まで」という歌がある。
P51.(ノッティングヒルで)マクスウェルは1860年から1866年までこの家に住んだ。
マクスウェルのもっとも実りある時期で、重要な仕事はここで行われた。電磁気学
だけでなく、気体分子運動論、三原色の原理、カラー写真の研究もここで
行われた。
P52.(1861年ファラデーへの手紙で)光の媒質と電磁的媒質は一つである
と信じる強い理由があると思っています。
P52.独仏の物理学者が抽象的、数学的な体型を作るのに対し、
英国の物理学者は具体的な模型を使った。
P59.ケンブリッジ、アバーディン、ロンドンを通じて労働者
の為の講義を退職後の1866年まで熱心に続けた。
学生よりも労働者に学問への熱意を感じたようである。
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