今回は三か国から、アラン・アスペ氏、ジョン・クラウザー氏・アントン・ザイリンガー氏がノーベル物理学賞を受賞しましたが、この研究はEPR(アインシュタイン・ポドルスキー・ローゼン)パラドックスから話を始めたいと思います。
EPRパラドックスとは局所実在論に対しての提唱で、
「局所実在論の立場をとる限り情報は瞬時に伝わり、
情報が伝達する速度が無限外になり相対論と矛盾する」
という実在論なのです。二つの事象を考える為に
2を超えることの無い「相関項から構成される4項からなる不等式」
であるベルの不等式が提唱されました。
特に今回の受賞者たちはベルの不等式が2以上となることを示し
量子力学の解釈に新しい指標を与えて点で非常に有益だったと
評価され、受賞をしています。キーワードは非局所性です。
ただ、
一般の人には分かりづらい世界ですね。
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