京セラの会長を務めていた稲森和夫氏の死去に伴い、
謹んで追悼の意を示すと共に、
生前のエピソードを一つでもお伝えしたいと思います。
吉野家の味の違いについて、稲森氏の持論では回転率の高い店は
牛丼の味も安定していて「煮込みすぎていない(そして美味しい)」
という理論があります。合理的な説明ですが、そもそも
稲森氏は素朴な屋台店やマクドナルドで日常から食事を済ませ
質素なお店で語り合っていたそうです。
重要な席でも吉野家を使ったと言われており、
サッカー選手のラモスと吉野家で食事したという
エピソードも残っています。
経営において人を大事にして経営哲学を作っていた
稲森氏のご死去を残念に思うと共に
日本の社会にそのスピリットが残っていく事を
お祈りしています。
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