前回の話の続編です。休日に電子版で漫画を読んでいます。
アニメ版が始まる前の時代の物語です。
ジオン側の兵士としてシャァ、黒い三連星、
ランバラルが登場します。それぞれエースパイロットとして
初期型のモビルスーツを操るのです。
テストを重ね初期型のザクの性能を向上させていきます。
そうした中でジオンは恐ろしい作戦を遂行します。
「コロニー落とし」です。
毒ガスで住民を殺したコロニーを地球の重力圏
に移動して、地球に落下させます。
アニメ版でぼんやり描かれていた姿が
漫画版では詳細に描かれているのです。
私も漫画版で初めて詳細が分かりました。
コロニーは大気圏で三つの部分に分裂します。
①その一つはオーストラリアの上空に落ちて
幾つかの都市に甚大な被害を及ぼします。
②またある一つのコロニーの残骸は
カナダの南西部に落ちてアメリカ大陸全体に
甚大な被害を残しました。
③さらに、バイカル湖の辺りに落ちた残骸は
アジア東部に大きな被害を残します。
その後の疫病の発生、気候変動などの被害で地球連邦側は
数十億人の死者を出したと言われています。
この近くと大地に大きな影響を与えたコロニー落とし
につながる戦闘は作品中で「一週間戦争」と呼ばれています。
この作戦で特にジオンの戦士ランバラルはジオンの戦いに
戦士として怒りを感じます南米のジャブロー本部を狙った
驚異の作戦は地球連邦軍を本気にさせますが、ジオン国内でも
世論が少し割れます。ザビ家の中でも主戦派のギレンと、
その父デギン・ザビは意見が分かれます。デギンはやりすぎ
だと感じていたのです。ドズルは娘が出来たばかりで
幼子と同じ年の連邦側の人々を殺した作戦に疑問を感じます。
しかし、ドズルは「戦いなのだ」と割り切り
更に過激になっていきます。ランバラルは武家の名門として
人民を狙った戦いに抗議して上司のドズルに意見する中で
戦闘から遠ざかります。何が為に戦うか自問自答するのです。
そして決戦ルウム戦役です。シャァは赤い愛機、
三連星は紫の愛機に乗り戦場に向かいます。
連邦側はレビル将軍率いる大艦隊。
ジオン側の3倍で艦戦を仕掛けます。
(つづく)
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