個人的に、東京女子医大の印象は物凄く古めかしい建物に、清潔なシーツを維持しているスタッフでした。知り合いの入院時にお見舞いに行った時に「都内にこんな所が在るんだ」とおもえる別世界が広がっていました。知る人ぞ知る名門病院です。ところが、そんな女性看護師の城がいま、問題に直面しています。
上下関係の崩壊で医師・看護師らの大量退職が続いているのです。医療体制維持に必要なスタッフがどんどん減っていきます。
上下関係の崩壊で医師・看護師らの大量退職が続いているのです。医療体制維持に必要なスタッフがどんどん減っていきます。
内容は経営方針の独裁体制。毎月2億円を超すと言われている赤字体制が生じていて、東京女子医科大学病院は危機に瀕しています。金銭の流れ(意思決定)が一部のメンバーによってなされ、月収で100万円クラスのスタッフ(大抵は院長の側近)が居る半面で必要な経費が削減されています。名だたる名門病院の凋落を招いたとされるのが「女帝」と呼ばれている理事長の岩本絹子氏(75歳)の経営方針なのです。
女帝の公私混同ともいえる金銭の流れや、元宝塚スターの親族企業もとの繋がりも指摘されていて、「疑惑に満ちたカネ」が大量退職の大きな原因です。ここ一年間で医師が97人、看護師は162人退職したと言われています。納得がいかない職場環境なのです。人員不足のために閉鎖された病棟もあります。人手不足でいつ事故が起きても不思議ではありません。特に夜間の診療体制が深刻です。若い医師を丁寧に指導するのが、女子医大の伝統でしたが、その余裕も無くなりました。>嘆かわしいことです。人が徹底的に足りないのです。
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