初代タイガーマスクと呼ばれた「佐山サトル氏」が今年も神田明神主催の企画に参加します。令和2年より2年連続での企画で、佐山サトル氏の武道思想をテーマにご紹介しています。今年も嬉しい企画ですね。
佐山サトルとの私の出会いはプロレスの中で、佐山サトルはヒーローでした。梶原一騎監修の「プロレススーパースター列伝」の中での人物であり、同時に新日本プロレス所属のレスラーでした。漫画で読んでいる世界での主役で、同時にテレビで見ている試合での主役でした。
新日本プロレスは当時アントニオ猪木が主宰していた団体で、ストロングスタイルを標榜していて社会に対してメッセージを様々に投げかけていました。当時のプレイヤーはアントニオ猪木の他に佐山サトル前田日明、高田延彦、長州力、藤原喜明、藤波辰爾といった人々でした。
スタイルの違いから前田・高田らは(第一次)UWFを立ち上げます。当時中学生だった私は「週刊プロレス」などのプロレス雑誌で動向を追いかけテレビを録画して何回も見て興奮していました。翌朝学校で語り合い、技を掛け合って痛がり、そのすごさとスピードと正確さに興奮して、憧れていました。
そんな中で、UWF勢と距離を置くようになっていく佐山サトルが世に出した本が「ケーフェイ」です。もちろん私も読みました。
喧嘩まがいの勝負を繰り広げる中で「従来のプロレスのやらせ」を否定して危険な試合を繰り広げて再度、人気を得ました。前田日明との喧嘩別れを経て別団体を立ち上げますが、その実力と思想は多くの若者をひきつけました。私も沢山の人とケーフェイについて語りました、
メキシコ修行時代、新日本プロレス時代、UWF時代、それぞれの時代での「真剣勝負」にたいして佐山サトルは挑んできました。そんな佐山サトルが神田明神でもう一度見れるので楽しみです。
【あとがき】猪木も元気ないし、馬場はいませんね。寂しい限りです。前田だけは、ぼったくりバーでの動画をYUOTUBEにあげたりしています。古舘伊知郎に実況中継して欲しいですね。(藁)
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