近年のパソコンでの発展として仮想空間での交流が盛んになってきているという事情がありますが、今日はそんな発展に伴う人間関係の変化について考察したいと思います。切り口はメタバースです。 「メタバース」について特集などがネットで組まれていますが一昔前まではゲームの世界で繰り広げられてきたアバターを使った仮想空間での交流が益々盛んになっています。
実際にメタバースでの交流から始まり、実際に(リアで)待ち合わせをして会ってみて印象と同じだなと確認してついには結婚まで至る例が報道されているのです。実は、私の会社の同僚もネットにスマホでアクセスして休み時間にニヤニヤしていました。アバターとはいえ、その操作をしている人はかなりの確率で現実の人間で一緒にお酒でも飲もうとか話していく関係に発展していったのです。
結果的には彼の交際は趣味の違いを確認したところで一段落しています。関係が全くなくなったわけではないのですが、少し距離を置いたところで互いに様子見をしているようです。
私の経験ではアバータを使った交際は互いの趣味趣向の確認に始まりフリーメールアドレスの交換へと進み、時間を合わせての会話へ、そんな時間の中で互いを思い続けてさらに確認を続けていき、妥協点を含めて相手の事を受け入れていって電話での会話に続き、実際の待ち合わせから始まる本人同士の見た目の確認へと進み、場合によっては静かな場所での互いの性癖の確認まで進むのです。若い人は特に、体の相性の確認は大事で激しすぎるとか、優しすぎて物足りないとか、タイミングがどうしても合わせられないとか、様々な場合で一度限りの関係で終わってしまう場合があるのです。不幸な時間であったともいえますが、相性が合わない人と無駄な時間を繰り返すと互いに不快な思い出が増えていくのです。相手と会ってからも許容できる部分と我慢できない部分がどうしてもあるのです。
どんな人も性格があって、それぞれ相性のいい人と駄目な人が居る世の中なので色々な確認は大事です。その手始めとしてコロナ下でも忙しい仕事時間の合間でも意識を高めてお相手の吟味を出来る場所としてメタバースは発展し続けています。今後もメタバースは広がっていくでしょう。
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