掲題の二国の安全保障に関して各国は異なる対応をとっています。
特に、同国に対して厳しい立場をとっているのがトルコで隣国との
過去の紛争に対してスウェーデンとフィンランドが半トルコ的な対応をした経緯を
非常に重く受け止めて今回のEU加盟に反対しているのです。
EUの意思決定体制として参加国全員の一致を求める体制が求められている中で
トルコの反発は非常に問題となっています。「問題」と表現しましたが
実際には意見統一がEUの意思決定の原理原則である限り
掲題の二国の加盟には長い時間がかかりそうです。
そこで意思決定の間の空白期間に安全保障が脅かせれる危険性が出てきてます。
実際に、ロシアは強く反発していてウクライナが制圧出来た時点で
フィンランドに進行してもおかしくありません。
無論、イギリスを中心とした西側諸国が応援の動きを見せますが
過去にスウェーデンの領土を奪い取ったロシアが
支配力を拡大する可能性は否定できません。
マウリポリ投降の報道もなされる中で
ウクライナの情勢が注目されると同時に
スウェーデン・フィンランドの情勢も注目していきます。
先進国が侵略されたとしたら、ものすごく不安ですね。
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